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パソコンを使える人材を育てる

 うちには、ホンダのFitという車があります。所有者は父。でも父は免許を持っていません。言うまでもないことですが、自動車を持っていても、免許を持っている人がいないと、車は運転できません。ですので、父が所有しているホンダのFitは、主に母と私が運転しています。

 つまり自動車は、それを使いこなす人間がいて初めて役に立つ機械です。もちろんうちと同様、所有者が使えなくても構わないわけです。1人でも使いこなせる人がいればいいのです。

 パソコンも全く同じで、機械だけ購入してもそれを使いこなす人がいなければ宝の持ち腐れです。良くある失敗例は、誰も使えないのに社長の号令で、「パソコン導入だ〜」と言う感じです。もちろん、導入したところで誰も使えないので、世間はIT・ITと叫ぶけど、高いだけの無用の長物だな〜と言うことになってしまいます。パソコンを導入する前に、そのパソコンを使いこなせる人を育てること、これが最重要ポイントということになります。

 もちろん、「パソコンを購入してから、徐々に慣れていけばいいじゃん」という考え方もあると思います。ですがよく考えてみてください。自動車でも運転したこともない人に、先に買い与えて「適当に慣れろ」では、なかなか免許の取得は出来ません。まずは、数十万円もの投資をして教習所に行かせ、普通免許を取り、安い車を買い与えて経験値を上げてあげる。これが普通ではないでしょうか。

 ですが、パソコンの場合は、パソコン研修にも行かせずに、パソコンだけ与えて、後は使っているうちに覚えるだろうと考える中小企業経営者がなんと多いことか。これでは、「高いだけの無用の長物だな〜」という結論になってしまいます。あげ句、普段通りの業務をさせ、その上にパソコンで出来そうな(この「出来そうなが」また厄介ですね)事務処理をおこなわせたりします。「この間の書類、まだ出来ないの〜。パソコンならサクサク出来るんでしょ〜」って、お前やって見ろ!!となってしまいます。

 というわけで、何事にも順序が必要です。パソコンと言うハードを商売に活用したいのなら、それを使いこなす社員を長い時間かけて育てなければいけません。もちろん「巨人」のように、出来る人を外から連れてきてもOKですが・・・

 パソコンに何十万円も投資しても、それを使う人に投資しなければ、ドブにお金を捨てるようなものです。特にパソコンの場合、2年で性能が倍になってゆきます。先に買い与えてしまうと、いざ使いこなせるようになってきたときには、使い物にならないパソコンが目の前に・・・と言うことになりかねません。パソコンを買う前に、まずは社員の教育を行う、これが大切です。

>>パソコンを使いこなして業務改革

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